NUS MBAの特徴

シンガポール国立大学(National University of Singapore; NUS)は1905年に設立されたシンガポールの総合大学です。16の学部とスクールを有し、100カ国以上からやってきた約37,000人の学生が学んでします。

世界大学評価機関QS World University Rankings® 2016-2017では世界第12位、アジア第1位にランキングする名門大学です。

MBAはSchool of Businessに属しており、フルタイムMBAの学生数は1学年約100人程度(2クラス、1クラス約50名)と欧米のビジネススクールに比較して少なく、少数精鋭のクラス編成によるきめ細かい授業とサポートを行なっています。数多くのアピールポイントがありますが、主なものは以下の通りです。

アジアビジネスに注力したカリキュラム

NUS MBAは伝統的なMBA教育をベースとしつつも、アジア地域でのビジネスに注力したカリキュラムを組んでいます。たとえば授業で取り扱うケースも日本を含むアジアビジネスのケースが多くを占めており、現在および今後のアジアビジネスの動向についての洞察を深めることができるカリキュラムとなっています。教授陣もアジアのビジネス研究に実績のある教授陣をそろえているほか、ビジネススクール・大学主催の各種のセミナーなどによる情報収集の機会も数多くあります。さらに1905年の設立以来アジアを中心とした世界各国に多くの人材を輩出しており、NUS全体で約22万人、MBAの属するSchool of Business  だけでも約3万人以上のAlumni network を形成していることから、MBAだけでないOBや在校生同士のネットワーキングの機会も豊富です。将来的にアジアへのビジネス展開を視野にいれるのであればNUS MBAは最適な選択肢といえます。

ダイバーシティの高さ

NUS MBAにおいては約90%の学生がインターナショナル学生という構成になっています。このためどこか特定の人種・国籍の学生がマジョリティとなってイニシアティブをとり、クラスをまとめるということはなく、どのようなバックグラウンドであっても発言内容にバリューがあれば認めてもらえるという文化が根付いています。

こうした多様性の高さは英語学習の面においてもポジティブに働きます。ここではアジアのいろいろな国から来た人がさまざまなアクセントやイントネーションで、また時には必ずしも正確ではない文法で活発に議論を交わしています。こうした環境に身を置くうちに、日本人がもっている英語を話すことに対する心理的抵抗や失敗に対する恐怖感、「うまく話さなければ」という思い込みは取り除かれ、いつしか英語で堂々と話している自分に気づくことでしょう。なお、学内ではNon Native の学生の英語力向上支援のため、CELC(Center for English Language Communication)の主催で毎日無料のEnglish Conversation Session が開催されています。Conversation Sessionとはいっても堅苦しいものではなく、ボランティアの学生がセッションのリーダーとなって、最大5名のグループでさまざまなテーマについてディスカッションや、カジュアルなおしゃべりを楽しむ中で英語力を向上することができます。また参加者はNUS全体の学生を対象にしていますので学部生や他の学科の院生との交流を経験できるというメリットもあります。

シンガポールというロケーションの優位性

これからの世界経済の中でますますプレゼンスを高めて行くことが確実視されているアジア地域。中でも東南アジアはこれからの成長ポテンシャルが最も高いエリアであることは誰もが認めるところですが、シンガポールはその東南アジアのハブとしてヒト・モノ・金が集積する国際都市であり、インフォグラフィック社が集計する世界の都市別の競争力ランキングではニューヨーク・ロンドン等と並んで上位にランクしています。

NUS Kent Ridgeキャンパスはシンガポール南西部(West Coast)に位置しており、都市の喧騒からはやや離れた勉学に適した環境に位置しています。しかしシティの中心部まではタクシーであれば2、30分以内、バス・MRTといった公共交通機関でも1時間以内でアクセスすることが可能であり、学外での人的交流やセミナー参加による情報収集が容易なロケーションにあります。

こうしたロケーションの優位性は就職活動やインターンシップを視野に入れた場合においても大きなメリットになります。NUS MBAではシンガポール中心部へのアクセスの良さから、授業と並行して就職活動やインターンシップの現場にアクセスできるロケーションにあり、講義受講と並行して就職活動のためのセミナーや面談を受けることができます。また条件が折り合えば授業のある期間中にパートタイムインターンシップとして働くことも可能です。このように就職活動・インターンシップ・授業といった複数のタスクを同時並行かつ最小のコスト負担で進められるという点は、金銭的・時間的な制約の中で最大の投資回収効果を図らなければならないMBA学生にとっては大きなメリットといえます。

また、キャンパスからはタクシーで30分程度で空港に到着し、気軽に周辺諸国に足を伸ばすことができます。人口の伸びしろ、平均年齢の若さ、経済発展のポテンシャルといった面でアジア各国は日本企業にとって非常に魅力的なマーケットですが、シンガポールからはその多くの国が飛行機で3時間圏内に位置しており、日本の国内出張の感覚でLCCを使い週末にでもこれらの国々に行き成長を肌で感じることができるのです。このように、発展しつつあるアジア経済のダイナミズムを日々実感できる点でも最高のポジションにあるといえるでしょう。

充実した学内施設

NUS MBAは豊富な学内リソースによって充実した学生生活を送れる環境が整っています。MBA学生はKent RidgeキャンパスのMochtar Riady Buildingという2009年に建てられた専用校舎で授業を受けます。この校舎は空調・音響といった基本的な機能が充実していることはもとより、教室の最大定員が50名以内と意図的に小さく抑えられており、マイクを使わなくても声が通るような構造なっており、学生と教官の間のコミュニケーションを密接にとることを強く重視した設計がされています。またこの校舎には図書館とMBA学生専用のラウンジが隣接しており、広大なキャンパスを行き来することなく、グループワークや自習の際にも効率よく移動することができます。さらにこの図書館を含めて、Kent Ridgeキャンパス内だけでも 6箇所の図書館と数多くのStudy roomがあり、勉強のための場所の確保で苦労するということはほぼありません。試験前は一部のStudy Roomは24時間開放されるほか、図書館も開館時間を延長し、学生の勉強を全面的にバックアップしてくれます。

食事の面ではKent Ridgeキャンパス内だけでも食堂、フードコート、カフェ、個別レストラン、コンビニがあり、マクドナルドやスターバックス、サブウェイといったグローバルブランドからローカルフードまで世界各国のメニューを楽しむことができます。

Kent Ridgeキャンパスは約150ha(東京ドーム約32個分)という広大な敷地にわたっていますが、学内には無料のスクールバスが運行されています。学期中の日中はほぼ10分おきに運行し学内の各施設やMRTの駅間をつないでおり、ストレスなく移動することができます。また、UTownには居住学生は無料で使えるジムやプールがあり、多くの学生が体調管理に利用しています。

このように総合大学ならではの豊富なリソースによって充実したMBAライフを送ることが可能です。

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