合格体験記_AK

・プロフィール
年齢 35歳男性
業歴 ITベンチャー 10年, システム開発会社 2年
私費

・MBAを志望した理由
所属していた企業の買収、その後の紆余曲折の末、結果的に経営陣が会社を去ることとなり、自分自身も同社で働き続ける意欲を失った。
転職も考えたが、業務上断片的に学んだファイナンスや経営について改めて体系的に学びたいという思い、
英語環境に身を置いて英語でのコミュニケーション力を向上させたいという思い、また自分自身の年齢も踏まえて、「今チャレンジしなければもう機会はない」と感じ、妻や双方の両親にも相談して決断した。

・NUSに決めた理由
比較的リーズナブルな学費(香港と比べても安い)。学生のダイバーシティ。就職やその先のビジネスで、NUSのネットワークが役に立つことへの期待、ASEAN経済の成長に伴いNUS MBAの価値も高まるのではという期待。加えて、シンガポールのスタートアップやVCコミュニティに関わる切っ掛けを得られることへの期待から。

・準備内容
TOEFL勉強期間 2015年5月‐2015年12月 (受験2回)
GMAT勉強期間 2015年10月‐2015年12月 (受験1回)
Essay作成期間 2015年12月‐2016年1月 (パラリーガルの経験のある同僚による添削)
インタビュー練習 2016年2月 (自身もMBAの義兄(イギリス在住マレーシア人)を相手に練習)
そのほか、the Economistの購読、BBC NewsのPodcastで通勤時にヒアリング練習、
Web英会話でのスピーキング練習を行った程度。

・TOEFL
TOEFLについては、アゴスのTOEFL対策講座を半年受講(50万円くらい)
2015年5月、意識的に仕事量をセーブし、7時前に帰宅できる環境を作り、自宅での勉強時間を確保。
当時既に妻が妊娠中だったので、家事も多少分担しつつ、週に2,3回渋谷のアゴスに通う。
TOEFL対策は、アゴスのテキストと課題をこなすことがほぼ中心。最初に受けた模擬試験では70点台だったのと、特にライティングとスピーキングが全然できなかったこともあり、受験勉強時間はほぼTOEFL対策に費やした。にもかかわらず、100点越えを狙ったものの年内に到達できず、90点台のままApplyした。

・GMAT
2015年10月から準備開始、11月より妻子との生活がスタート。ここから勉強時間の確保が困難になった。
GMATについては、オフィシャルガイドを一通り解いたのみ。自習だけで済ませたので、Quantitativeはともかく、
Verbalについては、試験勉強自体が点数獲得につながったのかはよくわからない。一橋ICSの目標点である600点を超えればよし、
としていたので、さほど時間とお金を掛けなかったが、仮に高得点を狙うとすればもっとリソースを割く必要があった。

・Application
Endorsementについては、直属の上司であったCFOと、直属プロジェクト等で良く私のことを知っているCEOに依頼。
私からはEssayの内容を大まかに伝えるのみで、全体は完全にお任せした。その記載内容についても一切見ていない。
Essayは300 words 3本で内容もシンプル・ストレートなもので、内容についてはさほど苦労しなかった。ただ、
内容自体のフィードバックは誰からも受けていないので、アドミッションオフィスの評価がどうなのかは不明。
自身の経歴と、卒業後のイメージ、Why MBA? Why NUS? への問いに、一貫性があれば良いのでは。

・インタビュー
インタビューは2回、どちらもSkypeで実施。
初回はApplyから1-2週間後、2回目もその1週間後に実施。
内容はWhy MBA? Why NUS? NUS MBAでCohortにどのようにContributeできるか?
卒業後の職は何をするつもりか?といったいずれもオーソドックスなもの。

・結果
NUS、HKUST、一橋ICSの3校を受験し、最終的にはすべて合格(スカラシップはなし)。
NUSは2回目のインタビュー後、その週のうちに合格通知を得る。
HKUSTは1月下旬に渋谷でインタビュー、2月下旬に合格通知。
3月の週末に、香港とシンガポールの両校を訪問、ビジネススクールとしては甲乙つけがたいものの、全体としてはNUSの環境はすばらしいと感じた。
自分では一橋ICSが一番現実的と考えていたが、「せっかくなら海外に行くべき」という妻と、自分も(社費で)MBA留学経験のある義理の父の理解もあり、NUSに進学することを決意。乳児を連れて渡星することのコスト面や不測の事態への対応、自宅近くに住む義理の両親の存在などふまえて、私一人での渡星を決断。

・最後に
MBA留学は、お金や時間も必要ですが、私のように妻(夫)子を持つ方であれば、妻(夫)だけでなく、双方の両親の理解や協力も必要です。
私は幸運にも家族が支援してくれたことで留学という選択ができましたが、国内、またはオンライン学習等での自己研鑽という選択肢も十分検討価値があると私は思います。そういう意味では、やはり20代のうちが理想的ですが、一方で仕事のタイミング等もあるので”チャレンジしたい”と思ったときが、その人にとって、一番最適な時期なのでしょう。