KSさん(フルタイム、男性、社費)

①直近の職種・業界

金融(證券)・営業、社費

②志望動機

Why MBA?
①ビジネス全体を俯瞰して意思決定していける能力を養うため
②自身に不足する国際経験を補うため(海外勤務や留学経験が一切ない正真正銘の純ジャパだったため)

Why Singapore?
①アジア金融のハブ
②家族の過ごしやすさ
③多民族国家
④卒業後シンガポール支社での勤務を意識して

Why NUS?
①アジア最高学府
②長すぎず短すぎない17か月のプログラム
③ダイバーシティ溢れるクラスポートフォリオ
④過去のNUS卒当社社費生のキャリアパスからインスピレーションを受けて

③TOEFL/IELTS(対策やスコアメイキングの時期/記録など)

出願時はIELTSのスコア(Overall6.5)を提出しましたが、当初はTOEFLでの出願を念頭にTOEFL対策に注力しました

以下大まかなスケジュールです。
2019年12月 TOEFL初受験で47点叩き出して青ざめる。
2020年1月 正月返上で社費選考のためにTOEFLの勉強(市販教材のみで対策)。
2020年2月 社費選考の足切りであるTOEFL70点になんとか到達。
2020年3月 一切勉強せず、社費選考結果を待つ。
2020年4月 社費選考無事通過。TOEFL対策本格スタート、単語とRとLのみに注力。 2020年5月 Y.E.Sのリスニングコースと文法コース受講しつつ、TPOのRとLのみ周回 2020年6月 2月以来のTOEFL受験で86点獲得。手を付けていなかったS対策にE4TG通学開始、W対策にTOEFL Resourceの添削サービス開始。
2020年7月 E4TG通うも効果一切実感できず。TOEFLは90点台に到達するが伸び悩み。対策なしでIELTSを試しに受けてみてOverall6.0。
2020年8月 TOEFL95点を最後に、NUSの足切りライン到達のためだけにIELTSに移行することを決意(アフィニティの飯島先生の勧めもあり)。ケンブリッジの公式問題集でRとLを、ケビン・ダン著の参考書でSとWの傾向を把握し、IELTS再受験。Overall6.5(R8.5/L6.0/W6.5/S5.5)で受験終了。
2020年12月 上記IELTSの結果で出願。


④GMAT/GRE(対策やスコアメイキングの時期/記録など)

GMAT650点で出願しました。以下大まかなスケジュールです。
2020年7月 GMAT対策のため、何も知らない状態でアフィニティに通学開始。CR戦略クラス受講開始。
2020年8月 アフィニティで引き続きCR戦略クラスと、新たにSC戦略クラス受講。
2020年9月 Mathに一切手を付けていないことをアフィニティ飯島先生に心配され、マスアカとJマスに取り組んでみる。初めてPrepを受けて想定外に撃沈し、Math対策にしばらく専念することに。
2020年10月 マスアカ、Jマス、OG等を周回した結果、PrepでQ49を達成。SC等で問題数をこなすために濱口塾のオンライン(GMAT MBA. JP)にも手を出す。Prep通しで600点以上取れたため、本試初受験を決意。
2020年11月 GMAT初受験で610(Q:48、V:25)とれ、NUSの足切りライン(?)を超えてひとまず安心する。下旬に再受験し650(Q:49、V:30)にスコア更新することに成功。受験終了。
2020年12月 上記スコアで出願。

⑤エッセー対策

エッセーカウンセラーはLaurenにお願いしました。パフォーマンス対比でコストが安すぎて逆にLaurenのことが心配になるほどでしたが(笑)、エッセイ以外にも困ったときにはいつでも手を差し伸べてくれる非常に有能で優しく本当に頼れる存在でした。Laurenとの接触は8月頃からで、まずCV作成をはじめ、エッセイへの本格着手はGMATの見通しがある程度付き始めた11月頃からスタートしました。

⑥面接対策

こちらもエッセーカウンセラーのLaurenにモックインタビューを何度かお願いして対策しました。それ以外にもDMM英会話で定型の質問を講師にランダムで投げかけてもらってアウトプットの練習をしました。

⑦推薦状(いつ頃、誰に頼んだかなど)

現職の上司(アメリカ人)と前職の上司(日本人)にお願いをしました。
あまり段取りよく準備ができなかったので締め切りの3週間前にお願いしてしまいましたが、2人とも快く引き受けてくださいました。

まず自分で下書きを作成し、推薦者に送付して添削してもらったものをカウンセラーに最終確認→fixしたものを提出してもらう、という流れで行いました。 なお、自分の推薦状を書いたことがないためどう書けば良いのかわからず『大学院留学のすべて』(明日香出版社) の推薦状の項目を読んでイメージを掴みました。

⑧面接(形式、回数、時間、質問内容、雰囲気など)

面接は1回のみZoomで30分程度、面接官はアドミッションオフィスとキャリアオフィスの方の計2名でした。雰囲気は終始和やかでしたし、最初に自己紹介(これまでのキャリア、Short-term/Long-term goal, Why MBA? Why NUS? etc)を一通り終えたら、あとは他愛もない内容だったような気がします。覚えているものでも「社内のアラムナイからは、どんなアドバイスがあった?」という質問ぐらいだったように思います。

⑨上記以外の対策(もしあれば)

アラムナイや在校生に話を聞いてみる。

⑩最後に(メッセージ、実際NUSMBAにきてどう思っているか、合格の秘訣など)

海外勤務・留学経験なし、初回TOEFL47点スタートのこんな私でも約1年でなんとか形になったので、結果が出るまでしんどい時期もあるかとは思いますが、あまり思い詰められすぎずに肩の力を抜いて受験準備に励まれてください!